瓜生通信にインタビューを掲載してもらいました

一ヶ月程前くらいのことなのですが、京都造形芸術大学の学内誌(?)の『瓜生通信 NO.49』にフードコーディネーターとしてのインタビュー記事を掲載していただきました。
美大で何をみつける?という企画で、美術大学を卒業後それぞれの路をどう見出して開拓していったのかを、評論家の黒瀬陽平さんであったり、自らデザイン事務所を設立された方、アーティストとして活躍されている方など、私を含め五人の方の記事が掲載されています。

こちらからpdf形式でダウンロードできるので、是非↓
http://www.kyoto-art.ac.jp/info/uryutushin/

今回のインタビューでも中心となった質問だったのですが、最近「なぜ、デザインを勉強してきて、フードコーディネーターなの?」と聞かれる事がよくあります。
自分の中ではあまり筋道をたてて考えた事がなくて、自然な流れで現状があるので、大層な事もいえず回答に困ってしまうのですが。。
よく考えてみると、大学在学中に行ったアメリカへの留学はやはり大きなきっかけだったなと思います。
アメリカの食文化で、ポットラックと呼ばれる一品持ち寄り制のパーティーなどの、コミュニケーション性のある部分にとても心地よさを覚えたのが一つ。
その反面、スーパーに大量に並ぶ鶏の丸焼きや、便利なインスタント食品を目の当たりにした時に、とても違和感を感じたのが一つ。世界の中のたった一つの中のスーパーに何十羽の鶏が丸々普通に並んでいると思うと、自分の想像もつかない生産、流通に少しぞっとしました。
とても身近で、自分の大切な人にも深く関わっている「食」について、もっと知りたいし、関わってみたいと思うようになったんだと思います。
まぁ、結局は食事の時間が好きなのが一番でしょうが。。。